2024/05/25(Sat)22:57
萩尾望都先生主催『マンガに感謝する会』お土産で配られたという非売品カード3枚セット。手塚先生と萩尾先生の絵の組み合わせ方がすばらしいなと思ったら、なるほど、手塚ファン的には国書刊行会復刻本シリーズの装丁でおなじみ芥陽子さんデザインだった。
単に色味などの組み合わせが一枚絵として素敵だという以上に、例えばアトムとフロルが相似形のポーズで並ぶことで連動するイメージとか、華やかな花火をバックに丘十郎と大作の壮絶な哀しみが抑制された線で描かれたコマと、静かな黒シルエットの木陰でエーリクの愛と怒りが溢れていくコマとが並ぶ白黒率を含めた構図の妙とか、両先生作品のエッセンスがともに深く味わえるデザインだなあ。すばらしい。
この記事だけだと、どんな会だったかまだよく分かりませんけど、そのうち詳細記事も何かで出てくるでしょうか。お土産がこの合作カードだったということは、もしかして萩尾先生が手塚マンガのお話をされたのかなと期待してしまう。マンガに関することでも先生御本人に関する思い出話でも、萩尾先生の手塚話は何度だって聞きたいし読みたい。
というか、今こそ、萩尾先生が手塚先生版『新選組』を語るお言葉を、炎天下に飲む冷水のように欲している。

