義時―マイケル―道長
2024/03/18(Mon)12:42

【光る君へ】藤原道長役の柄本佑さんインタビュー 「大石先生に、ゴッドファーザーのアル・パチーノのようにと言われプレッシャー」

三谷さんも、『鎌倉殿』義時のモデルは『ゴッドファーザー』でアル・パチーノ演じるマイケルだとガイドブックで明言されてましたけど、えーと何なんだろう、これ近年大河の流行りなんでしょうか。
もともと守備範囲でなかったという平安期を大石さんが描き進めていくに当たり、『鎌倉殿』に触発されたところも大いにあるとしたらちょっと面白いな…と、向田邦子賞を三谷さんが受賞されたときの大石さん選考コメントを改めて読み返してみる。うん、やはり絶対刺激されているところがあるのでは(真顔)。

道長が今後、家を守るため期待される役割と本来の自分とのギャップで闘い続ける、その道に踏み込む明確な節目があると現時点のインタビューで出るということは、足固めの儀式的な回(おそらく第9回以上の試練で描かれる回)があるということかしらん。が、がんばれ三郎……。

そして、柄本さんの述べる まひろの魅力
>まひろはひとこと言ったことと、次の場面では真逆のこということがあるんですが、明らかに矛盾しているのに、嘘がない
>翻弄してやろうなんていう計算がなくて
ここ、第10回11回の逢瀬を見た後だと、ああーーーとなる。

遠い国には行かず政で使命を果たせと言うのも、だからあなたを見ている、でも妾にはなりたくないと言うのも、全て真実。本来理屈っぽく賢いまひろが、一方で矛盾だらけでもある業の深さと魅力を、制作側もちゃんと自覚して創り上げているんですね。

そういえば『らんまん』のとき、人を振り回す天才でも有る万太郎のキャラクターが視聴者に受け入れやすいよう、自分自身の演技だけでなく、万太郎の言動を受ける周囲のリアクションも綿密に話し合って微調整した、と神木さんが話していたことをふと思い出す。

感情の起伏が激しいが、その瞬間瞬間言っていることに嘘はなく、世を透徹しようとする理知的な眼差しと少女のような幼さも持つ まひろを成立させるのは、もちろん吉高さんの演技もありますが、柄本さんのウケもがっちりハマっているんだなあと、このインタビューに改めて。

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