2026/02/24
2026/02/24(Tue)00:21

今月は夜の部でチケットを取っていたものの、どうしても関の扉が見たくて一幕見へ。
何ともおおらかでファンタジックな設定を楽しくほろ酔い気分で見ていたら、墨染と関兵衛の動きが止まり、お前は何者だと互いに違和感を向けあった瞬間、4階まで届くほどピリッと空気が凍ったのにはやはり痺れましたね…。

どこか愛嬌のある関守の関兵衛と、ダイナミックな謀反人の本性を顕した黒主と、たっぷり二面で勘九郎さんの踊りを堪能できたのも満足眼福。

『人間ども集まれ!』大伴黒主の名が『関の扉』黒主から取られた(※編集担当者さんの回想記より)というのも、実際に生で見てみると、この二面性を手塚先生なりに再解釈しての出力なのかしらと、いろいろ考えられて楽しい。
もし、連載前にちょうど舞台を見ての着想だったとすると、初代白鸚丈と歌右衛門丈の組み合わせで見ているんだなあ…と、筋書巻末の上演記録を見て、想像しています。

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